2018-01-01から1年間の記事一覧
2000年代初頭に設立され、現在は世界初のEV専業メーカーとして、経営規模を拡大しつつある Tesla Motors(現·Tesla Inc.)、その量産第一号である「Roadster」が、生産終了から 数年の時を経て、2020年にモデルチェンジされることになった。 最新型のロードス…
1960年代、ダイハツがまだ大阪の町工場同然の中小企業だった頃、持てる技術をつぎ込んで開発された 1台のレーシングカーが作られた。 今で言うところのレーシング·プロトタイプとして開発された「P-5」は、ダイハツ初の四輪車 「コンパーノ」ベースのレーシ…
2018年現在、ロータリーエンジンの研究開発を行っている会社は、日本のマツダしかいない。 しかし、そのロータリーエンジンは、元々はドイツで開発されたものであった。 当時西ドイツにあった自動車メーカー·NSUは、1957年にFelix H.Wankel博士を招聘しての…
2018年、Ford M-Sportは「Fiesta-Mk.VIII」をベースとしたR2ラリーカー「Fiesta-R2」を発表した。 このFiesta-R2は、EcoBoost-1.0をベースに、WRC-R2レギュレーションに則って開発、 フォードとの長年に渡るパートナーシップにおける、ラリーカーの製作開発…
1968年の発表以来、世界中で様々な利用がなされているというピックアップ「ハイラックス」、 その誕生50周年記念車として、「Black Rally Edition」が発表された。 Black Rally Editionは、車体の一部をブラックアウトし、オフロード性能に特化した特別仕様…
1982年、三菱は本格的なスポーツカーとして、「スタリオン」を発表した。 この車は、当時提携先であったクライスラー向けにも売られることもあって、北米市場をメインに 企画開発されたもので、グレード体系は当時モータースポーツによるイメージ戦略の確立…
日産が2010年代に市販した小型SUV「Qashqai」は、日本では初代モデルの初期型のみで 終わってしまったが、ヨーロッパでは「JUKE」と「X-TRAIL」の間をとったサイズの、 都会派の5人乗り仕様で現在も販売中。
チューニングショップ「伊藤オートサービス」の製作したJZX100チェイサーは、 元々はストリートリーガルでD1GPに参戦、カラーリングは西日本のレーシングチーム「INGING」の イメージキャラクター「山口美羽」をあしらったものが採用されたという、「痛ドリ…
かつて、MA10型ソアラや、GRS180型クラウンを走らせていた大ベテラン·時田雅義も、 最近はZN6に乗り換えた。 エンジンは恒例の2JZシングルターボと、これまでの実績をもとに選択した。 そして外装品では、フロントバンパーは後期型用で、それ以外はRocket Bu…
2018年、「911」の自然吸気最速モデル「GT3RS」に、「準サーキット仕様」となる「Weissach- Package」が新設定された。 最高出力520ps、最高速度320km/hというGT3RSの基本性能はそのままに、内装材の 置き換えによって-29kgの軽量化が図られているという。
「992」型へのモデルチェンジが話題の「911」だが、ヴァイザッハでは「991」の頂点を 極めたモデルを開発していた。 ニュルマイスターチーム、マンタイ·レーシングと組んでの市販スポーツカー最速タイムをマークした ポルシェは、「GT2RS」をベースとしたサ…
マイナーチェンジを受けた「シエラ」に、オフロード仕様の「AT4」が新設定された。 シボレーの「Z71」の上級ラインにあたるAT4は、「SXT」グレードをベースに、 オフロード仕様の足回りが装備されたグレードで、ラインアップは1500/2500、 搭載エンジンは5.3…
アストン·マーティンのモータースポーツ部門である「AMR」が、スポーツ系のサブブランドとして 新設された。 このサブブランドは、ビスポーク部門の「Q」や、クラシック部門の「Works」に続く 「第3のブランド」で、その名の通り、モータースポーツ直系の技…
フルサイズセダンの代名詞「リンカーン·コンチネンタル」が、誕生から80周年を迎えたのを記念して 製作された「80th.Anniversary」は、ホィールベースを延長し、ドアを観音開きとしたショーファー· ドリブンモデルで、後部座席のスペースを拡大したことで、…
2018年にモデルチェンジされた「シルバラード」から遅れること18ヶ月、ヘビーデューティモデルも モデルチェンジを受けた。 外観上では、乗用型の「1500」とあまり変化はないが、フレームやエンジンは強化型が採用され、 車体材質を総ハイテン·スティールと…
ビュイックが上海でお披露目した「Enspire」は、当社らしからぬスポーティーなデザインの SUVコンセプトとして注目されたコンセプトカーである。 使用されるパワープラントは、電気自動車の普及を国策の一つとして進めている中国の市場に 合わせたのか、四輪…
1885年にドイツで誕生した自動車は、1900年代に大量生産を可能とし、そして昨今の10年間では、 世界中でEV開発が急速に進んでいるという。 そんな中で、アストン·マーティンはようやく電動車の開発をスタートさせた。 この「Rapid-E」は、「ラピード」をベー…
アルファロメオは現在、WTCR(World Touring Car Race)やEurope Rallycross Championship(ERX) 以外のモータースポーツ活動を行ってはいないが、「もしモータースポーツ活動を行っていたら、ど うなっていたか?」というテーマで製作された「4C-Gr.3」は、アル…
アメリカン·ドリームに沸いた1950年代の後半、デトロイトの各社は矢継ぎ早にニューモデルを 大量に投入していた頃、フォードは二代目社長·Edselの名を冠した新型車を投入、フロントの鼻先に 盾型風のグリルを設置した個性的なデザインで他社との差別化を図っ…
NSXオーナーなら一度は憧れたであろうボディキット「ZERO FORCE」、その究極完成形である 「ZERO FORCE ZERO」は、かつてGTレースで活躍したレーシングカーを彷彿とさせるスタイルの フルボディキットである。 そんなボディキットを装着したNSXは、元々はエ…
1997年、前年の「スカイラインGT-R」から大幅に戦略を変更し、「R390」を開発、 ルマンのGT1クラスに参戦した。 当時のGT1クラスは、「まず最初にレースカーを開発し、それをロードカーに仕立てる」という、 もはや「事実上のLMP車両」と化していた。 そうし…
2010年に設立された、ドバイの新興小規模自動車メーカー「Devel Motors」··· そのDevelが2013年に発表した「Sixteen」は、発表から足掛け6年以上の歳月を経て、 漸く完成にこぎ着けようとしている。 ミッドシップ搭載されるエンジンは、自社開発の12,300ccの…
アウディの電動化政策の、次なる一手···それは、「e-tron」シリーズの拡充であった。 LAにてお披露目された「e-tron GT」は、市販化された「SUV」と、その派生車種である 「Sportback」に続く第3のバリエーションで、4ドアクーペ風のデザインが施されたスポ…
フォード·パフォーマンスのフラッグシップモデル「Ford GT」に、新色が追加された。 「Mk.IV」に続くヘリテージ·カラーとして今回追加されたのは、1968年の「GT40 Mk.II」を モチーフとした「ガルフ·カラー」で、これまた半世紀前のルマンの栄光を象徴するカ…
トヨタのTNGA戦略第1弾として、2015年に発表された4代目「プリウス」だったが、 デザインに個性が強すぎたのか、日本での売れ行きは芳しくなかった。 そこで、2018年のマイナーチェンジで、デザインの変更が行われたのだった。 フロント回りは幾分かスッキリ…
メルセデスAMGのパフォーマンス·ヒエラルキー戦略は止まらない。 近年のダウンサイズ路線で、エンジンサイズによって「43/53/63」というラインアップが 既に形成されてはいるが、2018年には最下位ランクのエントリーモデルとなる「35」が パリでお披露目され…
1989~97年に生産された「ユーノス·ロードスター」を、あと10~20年長く乗るために、 マツダは「ロードスター」のレストア事業を開始した。 対象となるのは世界中に散らばる数万台で、レストアでどうしても課題となる欠品部品は全て再生産、 車体の修復や内…
一昔前のフルサイズSUVの名前が、スタイリッシュなミドルクラスSUVに生まれ変わった。 リブート·バージョンの「Blazer」は、プラットフォームを新型の中型車用として開発されたSUVで、 「カマロ」を手掛けたデザイナーがスタイリングを担当した。
かつては「デトロイトBIG3」として一時代を築いたクライスラーは、今やFCAの北米部門という 位置付けとなったばかりか、ブランド自体は凋落の一途をたどっていった。 そんなクライスラーは、2017年に小型EVコンセプト「Portal」を発表、EV開発を宣言した。
米国発のモデルカーブランド「HotWheels」は、マッスルカーやスポーツカーといった実在車を モデルとしたものや、自社ブランドのオリジナルマシンをラインアップしている。 そのブランドの、50余年の長い歴史の中で、数々のオリジナル·マシンが実写化、 その…