Mitsubishi Stalion

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1982年、三菱は本格的なスポーツカーとして、「スタリオン」を発表した。

この車は、当時提携先であったクライスラー向けにも売られることもあって、北米市場をメインに
企画開発されたもので、グレード体系は当時モータースポーツによるイメージ戦略の確立を図ろうと
していたのか、当初から「GSR」系が中心となっていた。

日本市場では当初フェンダーミラーで売られ、車体はナローボディ一本であったが、
対して北米市場では最初からドアミラー&ワイドボディという設定で販売され、後に日本市場でも
段階的に北米仕様と(外観上)同一となった。

エンジンは4G63/4G54の2種類で、シングルカムのSOHCターボオンリーという設定だが、
63は中期型で「シリウスDASH3x2」エンジンが追加されている。

グレード体系では当初廉価グレードが用意されたが早々と販売を打ちきり、「GSRシリーズ」が
販売のメインとなっていたが、その後はインタークーラー追加+シリウスDASH3x2で200psに
パワーアップされた末、ワイドボディモデル「GSR-VR」を特別仕様車として投入、
そして最終型は2.6Lエンジン+ワイドボディの「GSR-VR」一本に絞られた。

1990年に生産が終了した。

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TVドラマ「ゴリラ 警視庁捜査第8班」の劇中車として起用され、ガルウィングドアに改造された。