2014年、ホンダの北米拠点であるオハイオ州に、「NSX」の生産拠点である「Performance Manufucturing Center」が設置された。 それから5年、NSXの生産で培われた技術を元に製作された「TLX-PMC」は、「TLX」をベースに パフォーマンスチューンが施された特別…

「Fisker Karma」という車があった。 その車は、2011-12年までのわずか2年間しか生産されず、生産した会社は倒産、 工場跡には車体だけが残された。 そして会社はその後、元GM副社長·Bob Lutzを共同経営者として立ち上げた「VLF Automotive」と、 中国の万向…

電動化技術の開発を進めるインフィニティが上海でお披露目した「Qs-Inspiration」は、 今後の「Qシリーズ」の雛形となる、5ドアクーペスタイルのコンセプトカーである。 パワープラントは量産型モーターをベースとした、前後ツインモーター駆動となっており…

NISMO 50th.Anniversary 次世代モデルが電動化される方向で開発が決定された「GT-R」の、2020年モデルがNYにて お披露目された。 今回の改良では、NISMO仕様では一部外装品をCFRP素材としたことで-10.5kgの軽量化が 図られており、フロントフェンダーには放…

「レガシィ」のSUVモデル「アウトバック」のモデルチェンジが、NYにてお披露目された。 誕生から25年目を迎えた2019年、SGPプラットフォームやアイサイト·ツーリングアシスト、 それと新型フラット4エンジンが採用されるというモデルチェンジを受けた。 2022…

2018年に撤退したメルセデスに代わって、'19年シーズンのDTMに名乗りを上げたのは、 久々のドイツ圏外メーカーとなるアストンマーティンであった。 そのアストンマーティンの製作するDTM車両は「Vantage」で、チームを運営するのは スイスのレーシングチーム…

2000年、トヨタはワンメイクレースシリーズ「Netz Cup」を立ち上げた。 以来レギュラーシリーズとして定着した「Vitz Race」は、現在では「TOYOTA GAZOO Racing: Netz Cup Vitz Race」として展開、開幕から間もなく20周年を迎える長寿シリーズとなった。 そ…

ここ数年間の急速なEV開発ブームを見て、トヨタも電気自動車の開発を本格化させた。 そして完成したのが、「C-HR」をベースとしたEVであった。 上海でお披露目した「C-HR EV」は、長年の開発で培ってきたモーター技術を利用して開発された 電気自動車で、前…

昭和から平成に移った1989年、トヨタはレクサスブランドを開設、初代「LS」を皮切りに、 「LX」や「RX」など、高級車に新たなる価値観を次々ともたらした。 そして平成から令和へと移り変わる2019年、レクサスは令和初となる新型車「LM」を 上海でお披露目し…

1990年代のラリーカーが、2019年仕様にアップデートされた。 Ford PerformanceとHoonigan Racing Divisionが、MDS Engineeringと手を組んで製作した 「Cossie-V2」は、中身が最新のWRCマシンと同等のレベルにアップデートされたという ラリースペックマシン…

2015年、ボルボと吉利汽車は、上海で「Lynk & Co.」の設立を発表、それに先駆けてボルボは Polestar Groupを買収、Performance部門を電動ブランドとした。 一方のRacing部門は「Cyan Racing」に改名し、2016年にはLynk & Co.の高性能& モータースポーツ部門…

トヨタのコンパクトカー「ヤリス」の米国仕様の生産が、南米に移されることとなった。 NYにて発表された「ヤリス」は、単にフロントデザインを変更しただけのOEM車と成り果てており、 最早アメリカ市場で5ナンバーの小型車が売れないという現実をユーザーに…

2019年、メルセデスのエントリーオープンカーの生産が終了する。 1996年の初代「SLK」から数えて23年間の集大成となる「SLC Final Edition」は、専用のイエローの ボディカラーを身に纏い、ミラーや内装色をブラックとした特別仕様車となっている。 ラインア…

スウェーデンの新興自動車メーカー「Lynk & Co.」は、ボルボの電動車製造の一環として、 中国の吉利汽車(Geely Motors)との共同出資で2016年に設立された。 そのLynk & Co.は、ボルボのモータースポーツ活動を引き継ぐ形で、2018年に「Cyan Racing」での WTC…