Toyota AE86 G16E-Concept

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ここ最近のトヨタは、AE86のレストモッド製作に躍起になっている。

 

そして今回は、累計で2台目となるG16Eエンジン換装車が、富士にてお披露目された。


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「G16E Concept」は、ノーマルで300ps以上を発生するG16Eエンジンを、

NAに仕様変更した上で縦置きに改造して搭載、ワンオフ製作の

変換アダプターを介しての強化型ミッションと組み合わされたという。


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しかしベース車にトレノを選択したため、エンジンがボンネットに収まらないという

問題が発生した模様らしく、出展時はボンネットが外された状態とされた。

Toyota GR86‐GR4 Project

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(Image from Larry Chen)

 

G16Eエンジンに換装されたAE86の(累計)2台目が製作される前のこと、

アメリカにて同エンジンを搭載するGR86が製作中であることがラリー·チェン氏の

YouTube動画で公となった。

 

そのGR86は、かつてラリーで活躍したセリカGT-FOURをモチーフとして、

GRカローラのエンジンとパワートレーンを移植、将来的にはARAラリーへの参戦も視野に

入れるだろうとされる。

 

搭載されるエンジンは305hpのG16Eで、これを縦置きに変換、

ワンオフアダプターを介しての6MTギアボックスと組み合わされるという。

 

製作は日本車チューニングを得意とするEvasive Motorsportsと合同で行われるという。

Audi All-New A5/S5

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この度アウディ命名規則を改訂することを発表、「偶数=BEV」「奇数=ICE」した。

 

そして今回の「A5」のモデルチェンジは、これまでの「A4」と統合する形で行われた。


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新型A5はプラットフォームを一新し、次世代型のアッパーミドルクラスサルーンとして開発された。

デザインは「A6 e-tronコンセプト」のものを市販車向けに改修したものとした。


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搭載されるエンジンは、4気筒2.0リッターTFSI/同TDI/3.0リッターV6 TFSIの3種類で、

48Vシステムが使われたMHEV plusを全車に採用した。

Subaru Motorsports USA WRX“Project Midnight”

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スバルオブアメリカ(SoA)は、過去に「2020 WRX-STI“Airslayer”(2020)」や

「1983 GL-Wagon“Family Huckster”(2022)」を製作したが、それらはジムカーナ向けに

特化した車両であった。

 

そんな状況を変えようと、現行「WRX」をベースとしたタイムアタック車両として、

「Project.Midnight」を製作した。


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Project Midnightは、「VSC-ARA24」ラリークロスカーをベースに開発された。

シャシーCFRPモノコックとし、ボディパネルを総カーボン化したことにより、

車両重量は2500lbs以下と大幅に軽量化、足回りはターマック仕様にセッティング、

タイヤを18インチのレーススリックとしたことでサーキットに特化した車両となっている。


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そんな車を駆るドライバーとして、スバルUSAワークスのスコット·スピードが起用された。

AirslayerやFamily Hucksterを駆るトラビス·パストラーナがジムカーナを担当するのとは対照的に、

スピードはサーキットでのタイムアタックを担当する。

Mad Mike Motorsport McLaren-RE“MADMAC”

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これまで様々なドリフト車両を製作してきたMad Mike Motorsportが今回製作したのは、

マクラーレンP1という億単位の車両を魔改造した「MadMac」である。

 

この車は足回りやボディーワークに相当力が入っており、エンジンはカスタムビルドの

20Bビレットエンジンに換装、シングルターボ過給により1000psとした。


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ボディーワークはロケットバニーが担当、リアカウルはロータリーエンジンへの換装に際し

加工が施されている。

勿論、排気管はワンオフ品のため、静かなグッドウッドの庭にけたたましい音が響き渡る。

Lexus LBX Morizo-RR(Production)

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2024年初頭の東京オートサロンにて発表された、「LBX」に1.6リッターターボエンジン

+AWDドライブトレーンを搭載したハイパフォーマンスコンセプト「Morizo-RR」、

その車両が限定モデルとして市販化された。


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Morizo-RRは、モリゾウ会長によって開発された高性能モデルであることは

既にご存じではあるが、今回の市販化にあたり6MTギアが新たに追加された。


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ボディカラーは全5色の設定。

 

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内装色はビスポーク仕立てのものが6種類も用意されている(Bespoke Build)。

Autounion Typ-52 Prototype

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ホルヒ、旧アウディ、ヴァンダラー、DKWの4社が一つとなって設立されたアウトウニオンは、

1930年代当時のドイツの自動車会社としては最大級のものであった。

 

同社の製造事業では、設立に関わった4社を部門別に分けてのフルラインメーカーとする一方で、

モータースポーツ事業ではフェルディナント·ポルシェ博士を招聘してのV16エンジンを開発、

当時のグランプリレースなどに参戦するなど、早くから技術開発に力を入れていたという。

 

そのレース技術が使われたツーリングカーとして、「Typ-52」という車の開発が計画されたが、

第二次世界大戦でのナチス·ドイツの軍事体制により全ての事業がストップ、

戦後ドイツは東西に分割され、アウトウニオンは西側のインゴルシュタットに移転、

現在のアウディとなった。

 

そしてアウディはアウトウニオンTyp-52を復刻製作して、今年のグッドウッドフェスティバルに出展した。