2021年、トヨタはスーパー耐久レースのST-Qクラスに参戦することを発表、
「カローラ」をH2燃料仕様に仕立て上げた。
そして参戦する中で課題となったのが、「航続距離」と「水素燃料の取り扱い」であり、
それらを解決するべく液体水素燃料とした「改良型」を開発、お披露目した。
今回開発された液体水素タンク。後部座席スペースに設置される。
水素は-253℃で液化されるため、エネルギー密度は気体の800倍となる。
水素補給は相変わらずのリアゲート開閉だが、補給用機材の縮小により、
補給時間は大幅に短縮化される見込み。