1973年の創業から半世紀の歴史を持つHKSは、自動車の変革期における活動として
「Tune the Next」を掲げている。
その活動は、内燃機だけでなく、EVのチューニングも行うという意思表示であり、
それをハイエースで具現化したのがこの「e-Hiace Multi Energy Concept」である。
製作に当たり、既存のバイフューエル技術を活用したHEVシステムを構築、
バッテリーを床下収納としたことで荷室部分を犠牲にすることなく電動化した。
エンジンをカーボンニュートラル燃料に対応させた上で、サブガスタンク+電動モードで
航続距離を延長、車両前部には充電口が設けられた。