2022年11月、マツダは「中期経営計画のアップデート及び2030年に向けた経営の基本方針」を
発表した際、突如として登場した「ビジョンスタディモデル」…
その車が、日本モビリティーショーに向けて製作したコンセプトカー「Iconic-SP」なのである。
Iconic-SPは、1991~2002年に生産された3代目「RX-7」風のデザインを、
「ロードスター」のサイズに詰め込んだスポーツコンセプトで、パワープラントは
H2やBio-Fuelといったサステナブル燃料に対応させた「e-SKYACTIV R-EV」とした。
Iconic-SP用のe-SKYACTIV R-EVは、1.6リッターのツインローターを縦置き搭載し、
座席後方のスペースに小型バッテリーを配置した、PHEVシステムとなっているという。
「ロングノーズ+ショートデッキ」という「スポーツカーの黄金比」を持ち、
テールライトの造形は初代「ロードスター」を彷彿とさせる。
ドアの開閉方式は「バタフライ」で、ヘッドライトは薄型のリトラクタブルとなっている。