かつてマツダは、「MAZDASPEED」としてモータースポーツ事業やパーツ開発などを行っていたが、
現在はブランドそのものが事実上の停止状態となっている。
そのブランドに代わるものとして、2021年にスーパー耐久レースチームとして「SPIRIT RACING」が発足、
その後'24年にコンプリートカー事業を立ち上げることを発表した。
SPIRIT RACINGモデルは、「心よ走れ。Be a driver.」というマツダのキャッチコピーを
さらに深化させるもので、まず最初に「3」や「ロードスター」という、
スーパー耐久レースで実績のあるモデルを投入することになった。
ベースとなる車両はSKYACTIV-G 2.0エンジン搭載車で、吸排気系や足回りのチューニングを施工、
ベース車よりもスポーティーな味付けがなされたという。