石油危機が叫ばれた1970年代、ホンダは初代シビックのスポーツ仕様として「RS」を発表した。
その二文字は、「Racing Sports(レーシング·スポーツ)」という、如何にもモータースポーツを
連想させるような文言ではあったが、ホンダはこれを「Road Sailing(ロード·セイリング)」と解釈、
当時の運輸省から認可を取り付けての市販化と相成ったという。
そんな「Road Sailor(ロード·セイラー)」が、2024年に発表50周年を迎えることを記念して、
「シビックRS」が復活する。
新型シビックRSは、1.5リッターターボエンジンに6MTギアボックスを組み合わせた
スポーティーグレードで、足回りをスポーティー向けにセッティングすることで
軽快な走行性能を実現した一方、エンジン制御はECUセッティングを最適化した上で
シンクロレブコントロールシステムを導入、普段使い〜スポーツ走行に対応出来るように
なったという。