ホンダの小型車「フィット」がマイナーチェンジ、その目玉として「RS」が新設定された。
RSとは、「Road Sailing」…「レース」の単語を出すことすらも憚られた、
1970年代のオイルショック期に発表された「スポーティ」グレードで、
2023年に生誕50周年を迎える準スポーツグレードでもある。
そんなRSグレードは、スポーティーなイメージのフロントデザインを採用、
パワートレーンはe:HEV/1.5 VTECの2種類をラインアップ、e:HEV仕様では高性能車の
スポーツモードセレクターに当たる「ドライブ制御システム」が搭載された。
パワートレーンでは、e:HEVシステムの制御を見直したことにより、
4気筒1.5リッターエンジン相当の出力としたほか、安全装備となるホンダセンシングの
アップデートも実施した。
グレード体系はBASIC/HOME/CROSSTAR/LUXE/RSの5種類となったほか、
ボディカラーは新色を追加、「CROSSTAR」専用としてツートンカラーも設定される。