発表から55年という歴史を持つ「デリカ」は、元々は商用車から始まり、
1979年の初代「スターワゴン」で乗用市場に参入、'82年には4WD仕様が
追加されたことを契機に、「ディーゼルエンジン+4WD」という仕様が定番化した。
そのスターワゴンのイメージを投影させたコンセプトが、日本モビリティショーにてお披露目された。
「D:X」と名付けられたコンセプトカーは、ワンモーションデザインの車体が特徴的な
ワンボックス型コンセプトで、車体には独自のリブボーン構造を採用したことで
高い安全性を確保、パワートレーンにはPHEVを採用した。
乗車定員は6名で、助手席側の後部ドアにはピラーレスのスライド式開閉とした。