世界的な電動化に邁進中の自動車業界、その影響はチューニング業界にも及んでいた。
しかしそんな時代でも、健全な改造文化を育成する「Tune it! Safe!」精神は変わらない。
今年度のエッセン・モーターショーに出展されたi4パトカーは、BMW専門チューナー・AC Schnizerが
ドイツ警察の協力の元で製作された。
車両自体はAC Schnizerのコンプリートカーそのものだが、カラーリングはカッティングシート施工が
行われたほか、ブルーのフラッシュライトや車内の警察無線が装着された、電動パトカーなのである。
スペックとしては、基本性能こそはベース車に準じてはいるが、警察仕様ということで
電装系の強化がされており、その影響で車重は多少上がっている模様。