2004年、イタリア高速警察はランボルギーニとの契約を発表、
初代ガヤルドをパトカーとして導入した。
以来ガヤルドLP560-4、ウラカンLP610-4と、数年おきに更新がなされていたが、
先日行われた契約更新でウルス·ペリフォルマンテを新型車として導入した。
今回導入されたウルスは、スポーツカー並のパフォーマンスを持ちながら、
必要最低限の実用性を兼ね備えたSUVモデルで、今回導入された警察仕様では
高速パトカーと同一の装備品をラゲッジルームに設置、4名乗車ということもあり
実用性が向上されているという。
20年間で向上したのは「実用性」という、パトカー業界でよくあるものだが、
特殊な用途で使われる「高速パトカー」としては大きな進歩と言えるだろう。