2020年に発表された、ケーニグセグの4シーター・グランドツアラー「Gemera」の、
量産型プロトタイプがお披露目された。
量産型では、600kw/1,250N-mを発生するという新型の電気モーター「Dark Matter」を開発、
これを前輪車軸に1基搭載した、超高性能ハイブリッド・パワートレーンが採用された。
ミッドシップ搭載されるエンジンは、これまでの2.0リッター3気筒ターボ(600ps)に加え、
新たに5.0リッターV8ツインターボ(1500ps)が追加された。
製造台数は300台で、生産は2024年に稼働される新工場にて行われる。
内外装デザインは基本的に変化なしだが、後部座席用のモニターが1台となった。
今回開発された「Dark Matter」モーターは、エネルギーの高密度化によって
600kw/1,250N-mを発生、単体重量を39kgとしたという。