2014年に発表された「Mirai」は、史上初の量産型FCV車であった。
当初は水素燃料が未だ普及していなかったこともあり、少量生産車として生産販売され、
その後は少しずつ増産されるようになったが、それでも未だに完全普及の目処が立たずにいた。
そんな中で、「Mirai」のモデルチェンジが発表された。
プラットホームは電動車用に開発されたTNGAとし、パワートレーンとなるFCスタックは新設計、
他にも水素タンクの増量やバッテリーの大容量化などにより、
航続距離は従来型比+30%に延長される見通し。
そしてデザインを5ドアクーペ風のものとしたことで、ラゲッジルームの拡大や
空力特性の改善が図られたという。