2021年6月、クスコでもGR86/BRZ用のパーツの開発を発表した。
そしてGR86は、元々がストリート仕様のデモカーとして製作されたが、その後は開発方針が一転、
2022年よりフォーミュラDジャパンに参戦する運びとなった。
フロントミッドシップ搭載されたエンジンは2JZ-GTEのシングルターボ仕様で、
排気量を3.6リッターに引き上げられたものとなっている。
トランスミッションは5速シーケンシャルで、バッテリーは助手席に、
ラジエーターはトランク内にそれぞれ移設、足回りもドリフト向けに一から製作され、
リアブレーキはディスクを挟んでのツインキャリパー仕様とした。
ブラックのフェンダーアーチが特徴的なエアロキットはTRA京都製で、
ドリフト向けに開発されたワンオフ品とした。