アメリカン・フルサイズSUVの代名詞であった「ハマー」が、EVとなって復活した。
新生「Hummer」は、世界初のフルサイズEVトラックとなっており、
プラットフォームは大型車用のグローバルEVプラットフォームを採用、
駆動方式をトライモーター式AWDとしたことで、航続距離を350マイルとした。
パフォーマンスでは事前予告どおり、1,000hp/11,500lb-ftもの最高出力を発生し、
加速性能は3秒で60mphに到達するという。
運転支援システムとして、最新式の「スーパークルーズシステム」を採用し、
四輪操舵機能として「クラブモード」を実装、車体下部にはアンダーボディーアーマーを装備、
足回りには大径のM/Tタイヤやアダプティブ・エアサスペンションを装着と、
オフロードに特化した機能が多数搭載されているという。
他にも、ピックアップトラックとしては世界初の、脱着式ルーフを採用、
外されたルーフはフロントボンネット内に格納されるという。
生産は2021年に稼働する「Factory-Zero」にて行われ、2022年にリリースされる予定。