Honda J's-Racing S2000-Ultimate

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ホンダが2000年当時の技術の集大成として投入したS2000は、「FR+VTEC」という異端な存在として
知られた高性能オープンカーで、デビュー当初は9000rpmという高回転型エンジンと、剃刀のように
シャープなハンドリング性能で「乗り手を選ぶFR車」という異名がついた。

そんなS2000を、J's RACINGが排気量アップやワイドボディ化などを行いつつ、「あくまで
公道チューンの範囲内」で少しずつ仕上げた結果、「峠最強伝説」でNA車の頂点に君臨するまでに
至ったのであった。

そして2016年、エンジンを2.6リッターに拡大したという「究極のメカチューン」仕様となって、
峠の頂点に返り咲こうとし、500psにチューンされたREスポーツを相手に健闘するも、日程の都合上
仕切り直し&サドンデスの末に両者合意のもと引き分けに終わるという不完全燃焼に終わったのだった