ジャガーが1990年に発表したスーパーカー「XJ220」は、当時レース活動でタッグを組んでいた
トム・ウォーキンショー・レーシング(TWR)と共同で開発された。
車体はアルミモノコックを採用し、550bhpを発生する3.5リッターV6ツインターボエンジンを
ミッドシップ搭載したブリティッシュ・スーパーカーではあるが、そのレースモデルとなる
「XJ220C」が'93年に製作され、ル・マンに投入されている。
そのXJ220Cは、当時のGT1レギュレーションに則り、TWRがレース向けに製作したもので、
それを市販仕様として改良したものが「XJ220S」となっている。