2050年の「カーボンニュートラル化社会」に向けて、アメリカもようやく動き始めた。
そのカーボンニュートラル社会の提唱よりも前に、フォードはEV開発にいち早く動いていた。
そして2020年、ユーロバンの「トランジット」をEV化した、「E-Transit」が発表された。
E-Transitは、都市部での利用に特化した商用EVバンで、開発には自社での研究開発や、
様々な業者への試作車貸与で得られた知見が生かされたという。
駆動方式はリアモーター駆動のRWDで、バッテリーは床下収納となっており、
航続距離は215マイル、そしてプロフェッショナル向けの「Pro Power Onboard」機能による、
ニューノーマル・ビジネスを可能とした。