1999年に発表された「Vitz」は、その後モデルチェンジを重ねつつ、
20年間もコンパクトカー市場の主力としてラインアップされていた。
そんな「ヴィッツ」は、今回のモデルチェンジを期に「Yaris」に改名、
グローバルネームに統一された。
新型「ヤリス」は、小型車用のTNGAプラットホームを新開発、
搭載されるパワープラントは1.0~1.5リッターの3気筒ガソリンと、
新開発の1.5リッターハイブリッドの3種類となっている。
2014年に発表された「Mirai」は、史上初の量産型FCV車であった。
当初は水素燃料が未だ普及していなかったこともあり、少量生産車として生産販売され、
その後は少しずつ増産されるようになったが、それでも未だに完全普及の目処が立たずにいた。
そんな中で、「Mirai」のモデルチェンジが発表された。
プラットホームは電動車用に開発されたTNGAとし、パワートレーンとなるFCスタックは新設計、
他にも水素タンクの増量やバッテリーの大容量化などにより、
航続距離は従来型比+30%に延長される見通し。
そしてデザインを5ドアクーペ風のものとしたことで、ラゲッジルームの拡大や
空力特性の改善が図られたという。
2019年に発表された、海外仕様の「ハイエース」をベースとした乗用ミニバン
「GRANACE」がお披露目されることとなった。
GRANACEは、かつての「グランビア」の再来というべきモデルで、ベースがベースだけに、
車格は大型のフルサイズとなっており、生産・開発は日本国内にて行われる。
ラインアップは6~8人乗りの設定。
FIA GRAN TURISMO CHAMPIONSHIPSは、FIAがGRAN TURISMOと手を組んで開催する、
国際格式のe-MOTORSPORTイベントである。
そのトップカテゴリー用の車両として、Red Bull Racingが「X2019-Competition」を製作、
Red Bull Ringにて発表した。
X2019は、「X2010」から連綿と続いている、「Xシリーズ」の最新作で、
「X2014-Standard」をベースに、エンジンをV12に換装、それに合わせて
ダウンフォースを最適化、技術的には現在のF1レベルの車両に仕上がったという。
車両は元々が黒色で製造され、その後は各国代表のドライバーに対応した、
国旗をモチーフとしたカラーリングが施され、実戦に投入される。