「ID.」がフォルクスワーゲンのモデルヒエラルキー概念を変えようとしている。
そのポジションは、かつて「ビートル」が「ゴルフ」に取って代わられたように、
「ID.3」はゴルフから、「ID.2」は「ポロ」から、そして「ID.7」は「パサート」から
それぞれ置き換わるである車種として認識されつつあるという。
そんな中で、今回発表された「ID.7‐Tourer」は、ID.7の派生車として開発されたワゴンモデルで、
セダンの基本設計をそのままに、ラゲッジスペースの拡大が図られたという。
EVとしての性能は、航続距離は600kmと据え置かれてはいるが、バッテリーを400Vとしたことにより、
普段使いからロングドライブまで対応出来るほか、約1週間分の給電性能も備わっているという。
そして駆動方式はリアモーターRWD/前後ツインモーターAWDの2種類。