クライスラーのブランド再建計画は続いていた。
2022年の「エアフロー」に続き、今回発表された「Halcyon」は、5ドアクーペスタイルの
BEVコンセプトで、プラットフォームにはラージ系BEVアーキテクチャを採用、
大容量バッテリーを床下搭載とし、前後ツインモーターAWDが想定された、
次世代型BEVサルーンとなっている。
使われる充電システムは800Vのもので、バッテリーは一部材料を不使用とすることで、
従来型比で-60%ものCFP(カーボンフットプリント)値を実現したほか、車内に搭載された
ワイヤレス充電システムによって航続距離の延長が図られているという。
前後ドアの開閉方式は観音開きで、サンルーフ部分を分割式ガルウイング開閉とした。