先日、ステランティスは新たなる電動化計画を発表した。
その発表会にてお披露目されたのは、「STLA-Platforms」というBEVプラットホームで、
利用する各ブランドごとに幅広く対応できる仕組みとなっている。
ラインアップは、小型車用の「-Small」、中型車用の「-Medium」、大型車用の「-Large」、
そしてフレーム構造の「-Frame」の4種類で、各ブランドごとに開発されたEVプラットホームを
共通化させる狙いがあるという。
航続距離は「-S」が500km、「-M」が700km、「-L/-F」が800kmを想定しており、
ブランドや車体サイズによって、駆動モーターのサイズや使用数、それと駆動方式を
自由に組み合わせられる仕組みとなっているという。
駆動モーターは3種類で、サイズに合わせて「EDM #1/#2/#3」から選べる。
バッテリー開発では、「ニッケルベース/ニッケル・コバルト・フリー」という、
2種類のバッテリーの研究を行っていることを明らかにした。