1951年の「トヨタジープ」から70年、今やトヨタを象徴するSUVとなった「ランドクルーザー」は、
この度待望のモデルチェンジを果たした。
中東にて発表された最新型は「300」を名乗り、海外での大規模走破プロジェクトや
ダカールラリーで得られた知見を生かして開発された。
車体構造はこれまでのボディオンフレーム構造を踏襲しつつ、高張力鋼板の使用部位の拡大や、
溶接工法の見直しにより、剛性向上と軽量化を両立させた。
サスペンションは4輪リジッドとし、電子制御技術「E-KDSS(Electronic Kinetic
Dynamic Suspension System)」の採用により、悪路走破性の向上が図られている。
エンジンはツインターボ過給の3.5リッターV6ガソリン/3.3リッターV6ディーゼルにダウンサイズ、
これにより燃費が向上し、先代型比-10%ものCO2排出量の削減が見込まれるという(社内試算)。
そして安全装備として、トヨタセーフティセンスを採用、大型車でも例外なく
安全面での強化が図られているという。
今回のモデルチェンジで、「GR SPORT」の設定があることが
ほのめかされているのだとか…