2020年に完全電動化モデルとして、満を持してのモデルチェンジとなった「500」であったが、
いざ販売されてみると、その売上が芳しくなかったため、商品計画の抜本的な見直しが
図られることとなった。
その見直し策の一環として導入される「Ibrida」は、現行の「500e」のプラットフォームを
内燃機向けに改修したモデルで、パワートレーンには「1.0リッターL3エンジン+48Vシステム」の
MHEVを採用した。
この車はイタリアの工場で生産され、2025~26年に発表される予定となっているが、
その工場の回転率を上げるべく他工場からスモールEVの生産を移管させ、
「500e系列」の生産の集約を図るという。