電動化社会を迎え、純内燃機関車は今や数少ない存在となったが、
燃料さえ替えれば生き残れることは既に知られている。
そして今回アメリカにて開催されたイベントにてお披露目された「911 GT3 R rennsport」は、
代替燃料対応の集大成的な車として開発された。
リア搭載の4.2リッターフラット6エンジンには改良が施され、合成燃料に対応させたことで620ps/630N-mに強化、組み合わされる排気管は触媒の有無が選択出来るように
なっているという。
(左)エクステリアには大幅な改良が施され、ダウンフォースの強化が図られた一方で
サイドミラーを撤去、代わりに小型カメラがフロントフェンダー内に組み込まれた。
(右)内装では、ダッシュボードの両端に小型ディスプレイを装備と、レーシングカーそのものの
後方視界対策が施されている。