BMW Mは1973年の設立以来、モータースポーツ活動やそれを起点とした車両開発を行っている。
その創立50周年イヤーの集大成となる「3.0CSL」は、直線的なスタイルの車体に、
3.0リッター直列6気筒エンジンを搭載したツーリングカーに敬意を表したスペシャルモデルで、
そのモチーフはカラーリングやボディ直付けのリアウィングに現れている。
そんな車に搭載されるエンジンは、その名の通りの3.0リッター直列6気筒で、
「現代版」では560psを発生するツインターボ仕様となっており、トランスミッションは6MT、
駆動方式はトランスアクスルFRという、内燃機関の集大成的なモデルとなっている。
製造台数は世界限定で50台となっており、その全数が熟練工によって製作される。