2020年シーズンのF1は、国際的な社会問題に振り回されるシーズンとなった。
開幕して間もない頃にCOVID-19ウイルスが発生、それが世界中に蔓延したことにより、
数ヶ月間のシリーズ中断&欧州圏外ラウンド数戦のキャンセルを余儀なくされた。
その後一段落して再開された頃には、アメリカでの黒人男性射殺事件に端を発した
人種差別の反対運動が全世界に拡散された。
そんな中、Mercedes-AMG Petronas Formula-One Teamは、人種差別などといった
社会的問題の解決に向けて、チーム総出で取り組んでいくという意思を示すべく、
現在走らせている車両のカラーリングをブラック基調のものに変更した。