1976年、ホンダは名器「CVCC」エンジンを搭載した中型車「アコード」を発表した。
そのアコードが、アッパーミドルクラスのグローバルセダンとなって久しい2020年に、
待望のフルモデルチェンジとなる。
ベースとなったのは、タイランドで生産される仕様で、パワープラントは
2.0リッターの「Sport Hybrid i-MMD」…改め、「e:HEV」、
安全装備は例のごとくホンダセンシングが採用されているという。
しかし、このモデルチェンジの内容は、基本的には数年前に発表されていたものであっただけに、
むしろ今更感が漂うようなものとも思える。
それだけ、今や日本国内市場を見ていないであろう経営戦略の
成れの果てとも考えられる。