Mini ACV30

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ミニがBMWの手に渡る過渡期にあった1997年、旧MGローバーは2台のコンセプトカーを発表した。
その中の一つは、当時親会社であったBMWの提案による、「ACV30」である。

ACV30の「ACV」は、「Anniversary Concept Vehicle」の略称で、1967年に「Cooper-Mk1」の
モンテカルロ·ラリーの初優勝から30周年を記念して製作されたコンセプトカーだ。

クラシック·ミニよりも一回り大きな車体に、それをモチーフとしたデザインが施されたこの車は、
4気筒1.8リッターエンジンがミッドシップ搭載されたという小型スポーツカーとなっている。

そんな車がモーターショーでのコンペで勝利し、2001年に発表された「NEW MINI」の雛型として
位置付けられることになる。

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現在はオックスフォード工場内にある記念館にて展示されている。