「レースは走る実験室」という、本場·欧州のスタンスであると同時に、ブランドメッセージでもある
「技術による先進」を追求する上で欠かせない活動でもある。
そんなアウディがルマンに参戦開始したのは2000年で、途中でベース車体の変更や
搭載エンジンの変更があったものの、LMP900→LMP1→LMP1-Hといった最上位クラスに
ワークス参戦、技術向上に力を入れている。
2010年代のLMP1カー「R18」シリーズは、当初はディーゼルベースのハイブリッド·レーサー
だったが、レギュレーションの変更により、現在はガソリンベースで熟成を進めているという。