今やクラシックカーの部類に入っているAE86は、最近リプロダクトボディの製造が
秒読み段階となりつつあるという。
そんな中、TEC-ART'Sが製作した「ECO-86」は、「今や減りつつある車を
末永く大事にしたい」ユーザーに向けたコンセプトで開発された。
エンジンや駆動系にはWPC加工が施されたことで耐久性を確保、点火系や燃料系の
仕様変更を行ったことで、街乗りで18.0km/L前後の燃費を可能としているという。
車体にはレストア用の再生産部品を利用しつつ(ベース車は車体に腐食部分が多かった模様)、
アルミボンネットやCFRPリアゲートを装着、足回りはストリート仕様に変更しているという。
エンジンはグロス130ps→ネット140psに強化しつつ、ピストンやコンロッドなどに
WPCコーティングを施工、点火系や燃調系の仕様変更が行われている。
内装は「張り替え+1」が施されており、新旧共存が図られている。