土屋春雄の立ち上げた「土屋エンジニアリング」は、全日本GT選手権の参戦当初から
車両製作に力を入れていた。
その姿勢を受け継いだ息子・武士によって、自身の会社である「Team SAMURAI」を
母体としてガレージを再興、2015年に「つちやエンジニアリング」に改称して、
SUPER-GT300に参戦した。
そして2022年、武士が監督に就任して6年目で、ようやく自社製作の車両が完成した。
製作開発にあたり、開発テーマを「技術の伝承」として行われ、
車両設計には自社のエンジニアを起用、同じスープラGT300を参考にしつつ、
独自で開発した部品が使われているという。