第二世代の「Firebird」は、年式別に3種類のフェイスバリエーションがあった。
大まかに分けると、1970-74年式を「前期型」、1977-78年式を「中期型」、
そして1979-81年式を「後期型」に分類、今回の「TRANS-AM SD-455」は、
前期型を象徴するモデルとして位置づけられている。
TRANS-AM SD-455は、その名の通り「SD-455」エンジンが搭載された最上級モデルで、
エンジンはレース技術を応用して開発されたものとなっており、
最高出力は「表面上では」290hpだが、実際は500hp以上を出していたという。