2020年、ケーニグセグが新型モデルを発表した。
その新型車は、これまでとは一線を画したような、或いは一転したようなモデルであった。
今回発表した「Gemera」は、4人乗りの高性能グランドツーリングカーで、
メーカーお家芸の「ラプタードア」+「MRレイアウト」が採用されたため、
「FRの5ドアクーペ」が定石のこのクラスでは異質の存在となっている。
ミッドシップ搭載されるエンジンは、新開発の「フリーバルブシステム」が採用されたという、
2.0リッターの3気筒で、ツインスクロールターボとしたことで600psを発生する。
それと組み合わされるモーターは、後輪に2基+エンジンに直付けが1基=計3基で、
その出力は約367ps/基を発生する。
そんなPHEVシステムの総出力は1,700psで、最高速度は360+km/h。